有給の理由

 ありません。

 

 理由もなく休めるありがたい会社にとりあえず勤めさせてもらってもらってます。

 現に、一歩も外に出なかった。漫画を読んでちょっとおしゃれな昼食作って小説書いてたくらい。独り身だからできる無益で無駄で安らかなひとときはあっという間。

 ありがたい、とは思いつつも明日からまた働きたくはない。いや、働きたくないというより会社に行きたくないコミュ障であります。働くのは別にいい。

 

 

 さて、働くとは一体何なのだろうか。日本人は何故こうも働くことに執着しているのだろうか。現在働いている人も働いていない人も働くことに囚われている。

 働かなくていいのならば働かなくていいと思う。勝ち組とさえ思う。うちは貧乏なので働かないと生きていけないので働いています。

 

 

 たまに聞くベーシックインカムという制度。制度?は、魅力的で是非とも実現したらいいと心の底から熱望しているけれど絶対に日本では無理だよね。

 財源とか最低限度の支給じゃ生きていけないとかの議論は頭の良い人に任せておいて、精神的に受け入れられない人が殆どであると思う。

 働きたい人が働く、働きたくない人は働かないという前提で話すと、働いていることが重要であるこの国では、たとえ自分が寛容な精神を持っていたとしても周囲からがんじがらめにされていくからだ。

 

 もし強制的にその制度を適用してみたらどうだろうか?この国は上手く回るだろうか?

 個人的に妄想すると、すぐには変わらないだろう。そしてゆっくりと衰退していくだろう。

 働かなくても生きていけるひゃっほいな大人はそう多くないと思う。少なからず責任を持って働いている人が大多数だ。そして働かないことは恥だと思っている人が大多数だ。真面目な国民性はひゃっほいな大人を羨ましいと思ったとしても受け入れられないだろう。

 そして社会の歯車の世代が変わる頃、将来に望みの少ない若者が働かなくなる。その頃にはがんじがらめだった周囲の認識も変わり、働かない人が多くなる。

 働く人が少なくなった日本で、少子化の加速する日本で、一部の意欲的な働き人だけで生産性を保つことは不可能。後進国になるか、とんでもない機械化が進むとかしない限り沈没船に乗っているようなものだ。

 そんな馬鹿なことを国がするはずはない。

 

 つまりそんな制度は実現しない悲しい夢である。働きたくないでござる。働いたら負けだと思っている。

 

 私はせっかくの休みに何を言っているんだろう。書いててこれ違うんじゃねって思ったけどまあいいや。論理性は今後身につけていきたい。

 思ったことを文字にすることが重要って先生が言っていました。

 そうだ宝くじ買おう(現実逃避)